ロックダウンモードと高度な保護機能:使い勝手とのトレードオフ

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 最終更新日: 2026年1月22日

iPhoneのロックダウンモードと、Androidの高度な保護機能プログラムは、傭兵型スパイウェアに対する強力な保護を提供します。どちらの機能も、使い勝手の面でいくつかのトレードオフがあります。

標的型攻撃が心配な人にとっては、セキュリティが大幅に強化されることを考えれば、こうしたトレードオフはおそらく受け入れる価値があります。使ってみて自分のニーズに合わない問題が出てきたら、あとからいつでもこの機能をオフにできます。

iPhoneのロックダウンモード:使いにくくなる機能

  • メッセージ内のリンクがクリックできない(主にiMessage内) - リンクはURLの文字列として表示されるだけで、機能しません(つまり、タップしてすぐに開くことはできません)。手動でコピーしてブラウザに貼り付ける必要があります。そのひと手間があることで、開く前に安全かどうかを確認するきっかけになります。スパイウェアは、あなたが思わず開きたくなるように作り込まれたリンク付きのテキストメッセージで送られてくることが多いからです。
  • ほとんどのメッセージ添付ファイルがブロックされる(これも主にiMessage内) - iMessageでPDF、ドキュメント、Officeファイル、連絡先、位置情報を受け取っても、通常どおりに表示できないことがあり、iMessageには「1件の添付ファイル」と表示されます。これは、悪意のある添付ファイルを通じて送り込まれるスパイウェアがあるためです。
  • 知らない相手からのFaceTime通話がブロックされる - ロックダウンモードでは、連絡先にない相手や、過去30日間にやり取りのない相手からの着信がブロックされます。その相手からFaceTimeの着信があった場合は通知が届くので、本当にその人からの連絡なら、こちらからかけ直すこともできます。
  • Webフォントが読み込まれない - ウェブサイトはシステムフォントだけで表示されるため、見た目がおかしくなることがよくあります。
  • 画像が表示されないことがある - 一部の画像が表示されず、代わりに画像が欠けていることを示すアイコンが表示されます。
  • ウェブページのインタラクティブな要素が動かない - 複雑なウェブ機能、アニメーション、動的なコンテンツがうまく動かないことがよくあります。
  • **「探す」で位置情報の共有がオフになる。**ほかの人の位置情報は見られますが、相手からあなたの位置情報は見えません。
  • iCloudの共有アルバムが期待どおりに動かない - 共有アルバムで写真を共有すると、位置情報が除外されます。共有アルバムへの招待もブロックされることがあります。
  • Wi-Fiに自動接続しなくなる - ロックダウンモードでは、スマホが安全でないWi-Fiネットワークに自動で接続しなくなります。使いたいネットワークに手動で接続し、セキュリティリスクを承諾する必要があります。
  • 2G・3Gのサポートがオフになる - ロックダウンモード中に2Gや3Gのモバイルネットワークしか使えない場所にいると、スマホはそもそも接続しません(2G・3Gは4G・5Gより安全性が低いため)。

詳しくはAppleのロックダウンモードをご覧ください。

Google/Androidの高度な保護機能プログラム

  • セキュリティキーが必須に - 新しいデバイスでGoogleアカウントにログインするたびにセキュリティキーアカウントにログインするときに差し込んだりタッチしたりする小さな物理デバイス(YubiKey など)。パスワードを盗まれても、これがなければログインできないので、フィッシングパスワードや二要素認証のコードをだまし取る詐欺の手法。信頼している相手からの本物のメッセージのように見せかけるやり口が多い。Googleを装った偽のメールや、「Signalサポート」を名乗る偽のメッセージなど。詳しくはこちら:EFF Surveillance Self-Defenseに対する最も強力な対策の1つです。パスキーパスワードに代わる新しいログイン方法。スマホやパソコン、パスワードマネージャーがアカウント用の秘密鍵を保存し、顔認証や指紋、パスコードでロックを解除する。パスワードを直接入力しないので、フィッシングサイトに盗まれることがなくなる。セキュリティキーは似た仕組みで、差し込んだりタッチしたりして使う物理デバイス。詳しくはこちら:EFFも似た仕組みですが、スマホやパスワードマネージャーの中に保存されます。詳しくはこちら:EFF Surveillance Self-Defenseを使う必要があります。慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
  • JavaScriptオプティマイザが無効になる(Chrome) - 一部の複雑なウェブサイトが正しく動かないことがあります。
  • サイドローディング不可 - Playストアや認証済みのストア以外からアプリをインストールできません。
  • 端末のロック中はUSBもロックされる - USBアクセサリを接続する前に、端末のロックを解除する必要があります。
  • 安全でないWi-Fiをブロック - 暗号化されていないWi-FiやWEPのWi-Fiネットワークには自動接続しなくなります。
  • セーフブラウジングの警告が強化 - ダウンロード時の警告が増え、ウェブサイトがブロックされる場合もあります。
  • 急速充電が思いどおりに動かないことも - 急速充電を有効にするには、スマホのロックを解除する必要があるかもしれません。

詳しくはAndroidの高度な保護機能プログラムをチェック。